森山です。
GPZ900R 25度忍者2号機 さらなる進化。その3でござる。
前回は、低めのセパハン加工&製作での装着で・・・加工だらけでござったが、
無事装着完了でめでたしめでたし・・・でもまだバーエンドの処理と左右マスターの
リザーバータンク交換&ステー製作取り付けが残っております。
・・・バーエンド材料待ちで後回しでござる。
今回は、リアサスの難儀作業とアルミカウルステーの製作スタートでござる。
作業内容が多過ぎる為、、抜粋での説明と致します。でござる。
オーリンズフォーク・マグホイール・310ディスクその他装着は問題なく進み
ました。しかし、このフロントフェンダーとオーリンズのステーが相性悪く・・・
加工しての装着となりました。社外部品どうしでの装着ではよくある事です。
・・・殆どの場合、社外部品の相手部品は、純正部品での寸法設計なので
付くはずですが、お互いが別メーカーで、奇抜なデザインですとヒットします。
・・・・その昔、忍者に山ほどのボルトオン社外部品を付けた事がありましたが、
ボルトオンで、なんと250万円以上の部品の山・・・全て持ち込み部品でした。
3割位はすんなり付きません・・しかも完成した忍者が超かっこ悪い・・残念でした。
ボルトオンだらけでは・・・・カタログから出てきた忍者みたいで・・・
やはり完成した時の忍者を想像しながら部品は買うべきでござるすっ!
まーきゅうりさん、14年もの?・・・ご老体WPリアサスです。・・お疲れさま。
今回、装着の2010年生まれのオーリンズリアサス・A12~用です。
A12~のリンクと合わせて装着します。・・・楽しみだぁー!
ポンと付けてみたものの・・・・あれっ?付かない!・・・何でぇー?
・・・間違いなくフレーム付近に当たっておるぞ!・・・・分解でござる!ガハハハ・・・
別件ですが・・・図には、当店ドライブチェーンローラーキットが装着されております。
サイドスタンドスイッチ装着できます。・・・図を参考にしてくだされ!
リアホイール外して・・伊原メカ、顔を突っ込んで確認・・・・おぉー!これかぁー!
社長!フレーム補強のプレートとサスがぶつかりますよぉー!ほらほらここ!
なんでだぁー?WPの時は全然問題ないクリアランスだったのに!・・・・
この忍者GPZ1100エンジンに換装時にフレーム補強しております・・・
実はA12~のリンクはA7~のリンクより短くサスがフレームに近寄る・・・
さらに17インチ用サスで全長が長い為・・・・リンクが立つのでさらにフレームに
近寄るのである。・・・補強板に接触し付かないのであった。・・・残念!ワハハハ・・
この忍者、補強は必要なのでカットせずに、接触する所を綺麗に板金作業です。
拙者!楽勝でござる。・・・作業するのは体力のある若者!伊原メカですから!
年寄りは、文句言いながら、応援するだけでござる!
無事付きましたぁー!いやぁー、かっこいい!2号機ポテンシャルアップ!
・・・伊原メカご苦労様。・・この作業は、想定外でござった。
リザーバータンクとリモートもセッティングしやすい場所に装着しました。
現状、良い動きです!
今後、実走セッティングですね。・・・スプリングも買わなきゃ。
お次は、アルミカウルステーです。
入荷しました!7N01角材です。・・・・材料の半分は切り粉となり、鉄くず屋へGO!
チタンや7000番台アルミは高価な材料なので、切れっ端はなるべく少なくなるように
します。・・・・真ん中から切るのはご法度でござる。部材は端のほうから、
きれいにとっていくのでござる。・・・無駄厳禁・・・無駄も元は現金でござる!
切り出し&端面加工中の図。・・・当然寸法指定がござりますので、真剣です。
軽量加工中の図。・・・・削りすぎると強度が落ちてします。細心の注意を払います。
板物製作途中の図。・・・・荒切り出し&曲げです。この後切削加工で仕上げです。
横方向の部材とミラーとライトのブラケット部材です。・・・
未だ完成ではござらぬ。・・・この後の加工に移ります。・・・先は長いでござる。
手前が貫通軽量穴・・・強度があまりいらない所に施す。・・・すごく軽量となる。
奥が軽量掘り下げ・・・貫通させないで強度確保しながらのちょい軽量化。
メインステー部材です。・・・・軽量前で・・・・123gです。
軽量加工しました。・・・・・99gです。・・・・強度必要なため掘り下げての軽量です。
24gの軽量ですが、この積み重ねが大切なのです。
GPZ900R 25度忍者2号機 さらなる進化。その4へつづく。