昨日は定休日だったので、GPZ900Rニンジャ君の足周りのセットアップをしに
箱根の伊豆スカイラインに行ってきました♪
天気もスッゴイ良くて気温も高くて熱かったので人間的には辛かったですが、
路面温度も高くてバイクも絶好調だったので気分サイコーでした!!ヽ(^o^)丿
↓↓ポカポカ陽気ですっかりゴキゲンそうなGPZ900Rニンジャ君♪
↓↓サネちゃん、いざ出陣!みたいな感じ??(*^。^*)
↓↓あれれ??
↓↓Fフォークが突っ張って、ま、ま、ま、曲がりにくい・・・(-_-;)
↓↓立ち上がりで加速してもバイクが起きてこない・・・。
↓↓ステップ位置を10ミリ下げたり・・・。
↓↓純正ステップより10ミリUPした位置。
↓↓バーエンドキャップ紛失事件。
↓↓サグ出ししながら車高やダンパー・スプリングプリロードをイジったり。
↓↓汗ダクでダンパー調整の繰り返し・・・(*_*;
↓↓押して確認してみたり・・・(^。^)
↓↓なんだかんだで着々と良くなっていきます♪
↓↓でも立ち上がりでのバイクの『立ち』の弱さが強くて・・・。
↓↓タイヤやサスやキャスター角か重量配分なのか悩み中・・・。
↓↓サイドエッジが使えなくてタイヤの特性をあまり把握できず・・・(*_*;
↓↓最終的にはかなり安定していてよく曲がるバイクになってきたものの。
↓↓まだたくさんの課題を抱えています・・・(*^。^*)
〓〓〓走行1本目〓〓〓
軽く流してみた感想ですが、タイヤの特性や車体のディメンションで、荷重の
あまりかかっていないようなバンク中間くらいからのライン変更や、さらに深く
寝かし込むようなトコでバイクの動きが極端に鈍い。コーナーへの進入時に
ステアリングの切れ込みも少なく、進入時に早くバイクが寝ていかないし、
立ち上がり加速でスロットルを開けて行ってもバイクが起き上がってこない。
そして小さなギャップでもFフォークの圧側ダンパーが効きすぎていて
挙動として伝わってくる。しかもこのポジションではミラーがジャマで上体が
伏せれない・・・。
▽対策&処置
先日交換したFフォークオイルが固すぎるので、Fフォークの圧側ダンパーを
最強から3ノッチ戻し→10ノッチ戻しまで抜いてみる。
Fフォークの突き出しも一気に10ミリまで増やしてみる。
〓〓〓走行2本目〓〓〓
適度にしっかりとダンパーが効いているので、減速帯やギャップに乗っても
車体の挙動は全くと言ってイイほど無くなってラインの自由度も少し増えたが、
徐々にペースを上げていくとステアリングの切れ込みが多く、Fブレーキを
ちょっと多めに残し気味で進入していくと、Fタイヤへの荷重が多すぎる感覚で
ステアリングが極端に重くなってフロントにはまだ少し不安要素がある。
そしてFフォークの動きはかなり良くなったものの、今度はリアのサスペンションが
立ち上がりなどの加速時にあまり動いていなく姿勢変化が少ないような感覚が
出てきた。
▽対策&処置
リアサスの圧側ダンパーを最強から7ノッチ戻し→10ノッチ戻しに。
サグ出しで8ミリしか沈み込まないセットから13ミリ沈み込むセットになった。
Fフォークの圧側ダンパーはこのままで、突き出し量は元通りに戻して、結果
Fフォークは当初の突き出し量のままで最強から10ノッチ戻しに。
〓〓〓走行3本目〓〓〓
バンク中間から奥までのバイクの向きは良く変わるようになってきた。
でもブレーキング時にFフォークの入りに対してリアサスの伸びが遅い感覚で、
車体の姿勢変化がフロント側にしか感じられない。そして立ち上がりで早めに
多くスロットルを開けてタイヤに荷重をかけていってもステアリングの舵角が
多く、なかなかバイクが起き上がってこない。どうしてもあえてステアリングを
コジって、アウト側ステップにも荷重をかけてバイクを起こす乗り方になる・・・。
▽対策&処置
リアサスの伸び側ダンパーを最強から5ノッチ戻し→8ノッチ戻しに。
あまり剛性感も無く、かなり粘るハンドリングなので、試しにタイヤの空気圧も
冷間時で2,7キロにまで上げてみる。
〓〓〓走行4本目〓〓〓
サスペンションはF/R共に当初よりイイ感じになり、不安要素や不満は
ほとんど無くなった。コーナーへの進入時にFフォークの入り具合を
Fブレーキで把握しやすくなり、ごく自然なフィーリングへと近づいた。
接地感も多く、進入時のFタイヤの接地感と立ち上がり加速時のRタイヤの
トラクションもよくかかるようになってきたと体感的に思う。
もう少しだけフロントから切れ込むハンドリングにしてみたい。
▽対策&処置
リアショック本体で延長して、リアの車高をアクスル線上で約10ミリアップ。
〓〓〓走行5本目〓〓〓
進入時の切れ込みは少し増えて寝かし込みもスムーズになったが、
ちょっと強めにFブレーキを引きずって進入していった時にハンドリングが
少し重くなり、舵角がつきにくくなった。さっきまでの仕様の方がイイ・・・。
この車体姿勢で行くのであればFフォークへかかる負担が多くなるために
その対策が必要だと思う。
▽対策&処置
さっきまでの仕様に戻す・・・。
〓〓〓走行6本目〓〓〓
やはりこの仕様の方がトータルバランスの面では優れている。
バンク中間からの軽快感はタイヤのせいで鈍いが、ペースが上がれば
荷重も多くかかりちゃんと使えるモノだと思うが、このバイクを色々な
ステージでオールマイティに使うのであれば、もう少しストリート向けな
タイヤの方がマッチする車体だと思う。
<<<サネカタより後記>>>
実際にはもっと作業をしながら進めていったのですが、あまり変化が
無くて書かなかった作業も多数ありました・・・。ですが着々とこのバイクが
良くなっていくのが楽しくて、つい時間を忘れて夕方の涼しくなるまで
走ってしまいました・・・(-_-;)
でも今回の走行で改めてタイヤの形状・サイズ・コンパウンドなどの、
タイヤ本来が持つ特性の重要性を思い知らされた・・・。このバイクは
タイヤでものすごくシビアに動きが変わるバイクだと思います。
完全にスポーツ志向のタイヤを履かせてもなんとなくちゃんと
走るので今後がさらに楽しみです!
イン側に体重移動した際にミラーがかなりジャマだったり、動きの鈍さや
ラインの自由度の少なさ、『立ち』の弱さなどの弱点はたくさんあるが、
これはこれでスポーツしている感もあって楽しいです♪でも立ち上がりで
アウト側へかけるステップワークやステアリングでコジるので体力は
使いますが・・・。
Fブレーキを当てた時や、コーナー脱出時の『立ち』をもう少し強めるのが
今後の課題です。森山氏ともより細かく打ち合わせをして、再度方向性の
決定やタイヤの選定などをしていきたいです!
なんだか課題はたくさん見つかってしまいましたが、久しぶりに昼間に
たくさんバイクに乗れてホントに楽しい1日でした(#^.^#)
GPZ900Rニンジャ君、本当にお疲れ様でした。んで、ありがとう!!
<コメント>・・・フロントロウ 代表:実方 宏(さねかた ひろし)
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